何か欲しいものがある方は悩む必要ありませんが、意外と明確な使い道って決まらないものですよね。
今回の内容
- 【定番】ボーナスの使い道ランキング
- 差がつくボーナスの使い道
- ボーナスの使い方で貯金はもったいない
生活には困っていないけど、使い道がない人は必見です!
2020年冬のボーナスは、新型コロナウイルスの影響もあって例年に比べると引き下げ、もしくは支給されない民間企業が多いです。
国家公務員は0.05ヶ月分の引き下げにとどまりました。
旅行や買い物にも行きづらい状況が続いていますが、どうせなら周りと差がつく使い方をしたいですよね。
結論から言ってしまうと、ボーナスは浪費するのではなく投資をしましょう。
詳しく解説していきます。
【2020年版】独自調査によるボーナスの使い道ランキング
まずは、多くの人はどのようにボーナスを使っているか調べました。
1位:預金(貯金)
2位:買い物
3位:旅行
「ボーナス 使い道」でググると大体このような結果になっています。
3位の旅行に関しては、コロナウイルスの流行の影響があるので減るのか、国の政策(Go toなど)によって増えるのか予想が難しかったのでとりあえずで3位です。
圧倒的1位の預金(貯金)と2位の買い物において工夫をすれば、周りと差がつくボーナスの使い方ができそうです。
差がつくボーナスの使い道は投資
先ほどのランキングのように預金(貯金)をしていたら周りと差がつきませんね。
ですから、投資をするのがおすすめです。
一言で投資といっても様々な投資があるので、公務員でもできるものを紹介します。
大きく分けると、投資とは下記の3つに分類できます。
投資とは?
- 自己投資
- 資産への投資
- 投資になる買い物
それぞれ順番に解説していきます。
自己投資
これは自分への投資です。投資の中でも費用対効果が1番高いです。
自己投資の例
- 読書
- 語学
- 資格取得
読書は体系的(深い)知識を学ぶことができます。
正直言ってしまうと、この先で紹介する「資産への投資」について、読んでくださっても体系的な知識はつかないです。
しかし、本を数冊読めば体系的な深い知識がつきます。ネットの記事だけでなく本を読むと、その分野について詳しくなれますよ。
また、語学や資格取得は自分の年収を上げることに直結するので、金銭的に大きな効果を得ることができます。
たとえば、大学を卒業すれば大卒の資格が取得できます。大卒は高卒と比べて生涯年収が約4000万円高いと言われています。大学に4年間通うとしたら、1年に1000万円の価値があるということです。
もちろん個人レベルでみたら高卒が大卒を上回ることは全然ありますが、全体的なデータで見ると明らかに大卒の方が収入は高いので、学校に行って勉強することも投資と言えます。
資産への投資
資産への投資の例
- 株式投資
- 投資信託
- 不動産投資
- 暗号資産(仮想通貨)
まだまだ沢山ありますが、いわゆる「投資」と呼ばれるものは、上記のようなものです。
知識がないと損しそうですし、いろいろあって何から始めれば良いか迷ってしまいますよね。
とりあえず、全公務員どころか全国民やった方が良いでしょ!というぐらいおすすめの制度があるので、その制度を使った方法を紹介します。
その制度とは、iDeCoとNISAです。
iDeCo(イデコ)とは?
個人で毎月積み立てて60歳以降に受け取る年金のことです。
iDeCoの特徴
- 税金の還付(掛金分の税金が戻ってくる)
- 運用益が非課税(利益に税金がかからない)
- 唯一のデメリット(60歳までおろせない)
順番に解説していきますね。
1.税金の還付
iDeCoを利用すると掛金が全額控除になります。
公務員の場合は限度額が毎月1.2万円までと決まっていまして、年間14.4万円まで積み立てることができます。
仮に20歳〜60歳までの40年間、限度額の毎月1.2万円を積み立てた場合は
40年×2.5万円=100万円
100万円も余計な税金を払わなくて済みます。
2.運用益が非課税
iDeCoは投資信託や債券に投資していきます。普通は利益に対して約20%の税金がかかってしまいますが、iDeCoを使うと税金がかかりません。
儲けた分はそっくりそのまま受け取れます。
以上がイデコのメリットです。
3.唯一のデメリット(60歳まで下ろせない)
唯一と言っていいぐらいですが、デメリットは60歳まで下ろせないことです。
iDeCoは別名、個人型確定拠出年金と言いまして、あくまでも年金です。今すぐに使う予定のないお金を積み立てていくのが良いですね。
公務員4年目から始めましたが、3年分払った税金がもったいなかったのですぐに始めるべきでした。
NISA(つみたてNISA)とは?
NISAとつみたてNISAに分かれていて、
NISA=毎年120万円×5年間
つみたてNISA=毎年40万円×20年間
この額と期間は、利益に税金がかからない制度です。
NISAは、投資信託に加えて個別株への投資もできます。
つみたてNISAは、個別株への投資はできません。iDeCoのように投資信託を中心に積み立てていきます。
しかし、金融庁が定めた条件を満たしている商品しかないので、特別な知識がなくても安心して投資ができます。
NISAにした理由は、個別株も買って投資の勉強がしたかったからです。
アクティブに運用していきたい方は、毎年の非課税額が大きいNISAを
なるべく低リスクで運用していきたい方は、トータルの非課税額が多いつみたてNISAをおすすめします。
おさらい:iDeCoとNISAはこんな制度
iDeCoとNISAについておさらいします。
どちらも簡単に言ってしまえば、100万円儲けたらそのまま受け取れる制度です。普通は約20%の税金が引かれて、80万円しか手元に残りません。
さらに、iDeCoは掛金が控除の対象になるので年末調整で返ってきます。
経営者やフリーランスでない限り、税金対策ってできることがほぼ無いですよね。公務員や会社員でも、税金面でお得になる制度なので使わない手はないです。
投資になる買い物
投資になる買い物とは、
長期的にみて、時間的・金銭的に得をできる買い物のことです。
投資になる買い物の例
- ロボット掃除機
- ドラム式洗濯機
- 良いマットレス
投資になる理由を順番に解説していきます。
ロボット掃除機が投資になる理由
ロボット掃除機は有名なのは「ルンバ」ですね。他のメーカーでも、低価格で性能も良いものが沢山出ているので一家に一台欲しいところです。
掃除は「掃除が大好きでたまらない」という人以外は、何も生み出さない面倒な作業です。その掃除の時間を、好きなことや仕事に使っていきたいですよね。
時給が2000円と仮定して、10万円のルンバを購入したとしましょう。
10万円÷2,000円=50
50時間ルンバに掃除してもらえば、元が取れるのでお得です。
1年間=52週間なので、
毎週1時間稼働なら1年で、毎週30分稼働なら2年で元が取れる計算です。1、2年の製品保証はついているはずなので、故障しても大丈夫です(笑)
ドラム式洗濯機が投資になる理由
ドラム式洗濯機もロボット掃除機と同様な理由です。
安物の洗濯機と比べると、ランニングコスト(水道代)が安く長く使うほどお得です。さらに、干す作業いらずな洗濯機は最高ですね。
洗濯物を干して取り込んで、畳む作業って慣れていても10分〜30分はかかりますよね。
マットレスが投資になる理由
マットレスは本当にこだわった方が良いです。
なぜかというと、
1日8時間睡眠する人なら人生の3分の一、6時間睡眠の人は人生の4分の一は寝ているからです。
良い服や良い車を買う前に、まずはマットレスです。
マットレスはその人によって、体に合う合わないあるので良し悪しも変わります。なので、「良いマットレス」としました。
良いマットレスを購入する際に悩むポイントが、値段が高い割にじっくりと確かめることができないことですよね。
ニトリなどの家具量販店に行って硬さなどは試すことはできても、爆睡して確かめることはできません。せいぜい座ったり寝転がるぐらいです。
そのお悩みをクリアできる、個人的に超おすすめの「良いマットレス」はコアラマットレスです。
先ほども言ったとおり、「良いマットレス」かは人それぞれですが、コアラマットレスは120日間の無料トライアル期間があるので、「良いマットレス」かどうかを確かめることができます。
値段はそこそこお高くて、5~10万円しますが、そのマットレスを無料で試して合わなければ返品できます。
コアラマットレスの詳しいレビューは別記事でしたいと思います。とにかくマットレスへの投資は睡眠がしっかりと取れて、日中に眠くなることも減るので超おすすめですよ。
ボーナスの使い方で貯金(預金)はもったいない
ボーナスを貯金するともったいない理由は下記のとおりです。
- 日本が落ちぶれたら…
- 銀行に預けても利率が低い
- 若いうち(今)の経験は貴重
簡単に解説すると
・日本が落ちぶれたら…
日本が世界的に力の弱い国になってしまったら、日本円の価値も下がります。実際に私が生まれた時から、不景気&少子高齢化と言われていてよくなる兆しが見えていないので結構心配です。
・銀行に預けても利率が低い
大手銀行の利率って0.001%とかなので、100万円預けてもたったの10円しか増えません。
増えない割に日本に依存するのってリスクでしかないですよね。
・若いうち(今)の経験は貴重
人生100年時代と言われるので、100歳まで生きるとすると若いうち(今)の経験は貴重です。
たとえば下記は、私が18歳で初めての海外旅行に行ったときのことです。
- 機内食を頼むときの会話で緊張した
- 髪を染めて行ったら入国に時間がかかった
- 現地の謎のお土産を買わされそうになった
日本で生まれ育ち地元から出たことがなかったので、他の世界を知れた貴重な経験でした。
費用は30万円ぐらいかかりましたが、このときに行かなかったらただの30万円が手元に残るだけです。経験をした状態で残りの人生を生きることができるので、若いうちの経験は貴重です。
まとめ:ボーナスの使い道は、貯金よりも投資
おさらいすると
- ボーナスは投資する
- iDeCo、NISAを活用する
- 投資になる使い方をする
- 貯金はもったいない
こんな感じです。
使い道が明確に決まっている貯金は良いと思いますが、なんとなくしている貯金はもったいないです。
どんどん投資にまわしていった方が、人生が豊かになるのではないでしょうか?
今回は以上です。
では、また〜