これからブログを始めようと思っています。WordPressでブログを開設するには、レンタルサーバーが必要なことはわかりましたが、種類が多すぎてどれを選べば良いかわかりません。
この記事でわかること
- 個人ブログ向けのレンタルサーバーはどれ?
- WordPressが使えるのはどれ?
- 料金&スペックを比較したい
- レンタルサーバーの選び方
- サーバー代を抑えるコツ
レンタルサーバーのサービスは沢山あって迷ってしまいますよね。
「レンタルサーバー100社を比較」という記事を見かけたので、100社以上あることは確かです。
中には【ハイスペックすぎる&高額】で個人向けではないものも含まれていたり、サポート体制が整っていなかったりするサービスもあるので、これからブログを始める方は注意が必要です。
今回は「ブログ初心者はこれを使っておけば間違いない」という大手5社に絞って料金と機能を比較していきます。
これから紹介する5つのレンタルサーバーサービスは、どれを選んでも安心できるものしかありません。
それでは、さっそくレンタルサーバーの料金から見ていきましょう。
WordPressブログにおすすめのレンタルサーバー【料金比較】
各サービスで様々なプランが用意されていますが、個人でWordPressブログを運営するのにおすすめなプランで料金の比較をしていきます。
レンタルサーバー会社 (プラン名) | 月額料金 (12ヶ月契約) | 初期費用 | 機能 |
---|---|---|---|
エックスサーバー (X10プラン) | 1,100円 | 3,300円 | ◎ |
ConoHa WING (ベーシック) | 1,320円 | 無料 | ◎ |
mixhost (スタンダート) | 1,078円 | 無料 | ◎ |
カラフルボックス (BOX1) | 638円 | 無料 | ○ |
ロリポップ (ハイスピード) | 550円 | 無料 | ○ |
【ブログ初心者におすすめのプラン】かつ【12ヶ月契約】で料金の比較をしました。
この比較は割引前の価格で比較しています。各社ともお得なキャンペーンを実施しているので、公式サイトにて最新情報をチェックしてみてください。
試しに12ヶ月で比較しましたが、24ヶ月、36ヶ月契約の方が断然安くなります。
ブログを挫折せずに継続したいと考えている方は、覚悟を決める意味でも長めに契約するのがおすすめです。
「初めからそんな覚悟ないよ」という方はエックスサーバーの10日間の無料お試しから始めてみるのもおすすめです。
※1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月等のプランは各社ともに割高なので推奨しません。
【初心者向け】レンタルサーバーの基礎知識
そもそもレンタルサーバーが何なのか?なぜ必要なのかを解説していきます。
レンタルサーバーの良し悪しを判断するための前提知識となるので、「サーバーに関しての知識はバッチリ!」という方以外はじっくり読んでみてください。
レンタルサーバーとは、その名のとおりサーバーをレンタルしてくれるサービスのことです。
サーバーの運用は専門知識が必要ですし、サーバーを設置するための場所も必要です。しかし、レンタルサーバーを使うことで、個人でも気軽にブログやサイトを持つことができます。
企業は自社でサーバーを完備していることもありますが、ブログ・サイトを個人レベルで運営するなら、レンタルサーバーで充分です。
なぜサーバーが必要なのか?
ブログやホームページを作るときに、サーバーは土地、ドメインは住所と例えられることが多いです。
その通りで、サーバーにブログやホームページのデータが置いてあります。わたしたちが普段みているWebサイトも、サーバーにデータが置いてあり、そのデータを送ってもらうことで閲覧できています。
Webサイトを直接閲覧しているわけじゃないんですね〜
Webサイトを閲覧するための仕組み
読者:「このサイトを見たいです!」(リンクをクリック)
サーバー:「了解!」(読者にデータを送信)
読者:「見れました、ありがとう!」(画像や文字を見れる)
↑こんな感じのやりとりを皆さんもやっています。
ですから、サーバーの性能が悪いと、ブログの表示速度が遅くてイライラするなんてこともあります。
レンタルサーバーの種類
レンタルサーバーにも種類があります。
大きく分けると2つ、専用サーバーと共有サーバーです。
専用サーバー=1台のサーバーを独占して使う
共用サーバー=1台のサーバーを複数のユーザーでシェア
専用サーバーのメリット・デメリット
専用サーバーのメリット
メリット
- 自由度が高い
- 他ユーザーの影響を受けない
専用サーバーはカスタマイズの自由度が高いです。
1台のサーバーを独占して使えるので、他のユーザーの影響を受けることがありません。
専用サーバーのデメリット
デメリット
- 価格が高い
- 専門知識が必要
なんと言っても価格が数万円〜と高いです。
設定や管理を自分で行う必要があり、そのためには専門知識がいるので初心者向きではないです。
共有サーバーのメリット・デメリット
共有サーバーのメリット
メリット
- 価格が安い
- メンテナンス不要
- サポートを受けることができる
価格はプランにもよりますが、月額1000円ぐらいで利用できるので、専用サーバーと比べるとかなり安いです。
メンテナンスは専門知識が必要ですが、全て業者さんがやってくれるので不要です。トラブルが起きても、業者さんにサポートをお願いすることができます。
また、WordPressを簡単にインストールできる機能がついているので、初心者でもすぐにブログやサイトを作れます。
共有サーバーのデメリット
デメリット
- 他ユーザーの影響を受ける可能性がある
複数のユーザーとシェアして使うので、他のユーザーのサイトが膨大なアクセスを集めていたら、その影響を受ける可能性があります。
これはサーバーの信用問題になるので、各社とも対策はしています。これから紹介する大手のサービスなら、そこまで心配しなくて大丈夫です。
サーバーについての基礎知識をいろいろ説明しましたが、個人でWordPressブログを立ち上げるなら、レンタルサーバー(共有サーバー)一択です。
当記事で紹介しているレンタルサーバーとは共有サーバーのことです。
ブログ初心者がWordPressレンタルサーバーを選ぶ方法
レンタルサーバーの選び方は、ポイントがいくつかあります。
サーバー選びのポイント
- 安すぎもダメ
- 長期契約で費用を抑える
- 運営会社は大手(有名か?)
- データの転送量は足りるか?
- 複数のブログが作れるか?
以上の5つを満たしたレンタルサーバーが望ましいです。
その理由を順番に解説していきます。
安すぎもダメ
レンタルサーバーの費用は「安すぎも高すぎも良くないです」
目安としては、月額500円〜1,500円です。
安すぎるものはそれだけ人件費や機能を削っているので、500円以下のサーバーはやめておいた方が良いでしょう。
高額なプランはブログの良さである「安く始められるビジネス」という側面が失われてしまいます。また、オーバースペック(不要なほど高機能)にならないように気をつけましょう。
長期契約で費用を抑える
費用を安く抑えるコツは、「契約期間を長くすること」です。
6ヶ月→12ヶ月→24ヶ月…と契約期間を長くするほど安く利用できます。
ブログを長く続けるという意味でも、最低12ヶ月以上のプランを選びましょう。
運営会社は大手(有名か?)
「大手だから絶対安心!」というわけではありませんが、初心者は有名どころから選びましょう。
有名ということは、高品質なサーバーである可能性が高いです。
もし分からないことがあっても、情報がネット上にあるのですぐに解決できます。
大手を選んでおけば利用者が多いのでネットでググッて問題解決ができます。それで解決できない時にも、サポート体制が充実している大手は安心です。
データの転送量は足りるか?
転送量はサイトの規模にもよりますが、ブログ初心者の方は1日あたり50GB以上あれば充分です。
転送量が足りないと起こることが
ポイント
- サイトにアクセスしづらくなる
- アクセスが不可能になる
→ユーザーが離脱する
などの問題が起こってしまいます。
それでは、なぜ50GB以上あれば良いのかをご説明します。
一般的なブログの1ページあたりのデータ量は1〜3MBと言われています。
3MB×15,000アクセス=45,000MB(45GB)
1日に15,000アクセスはトップブロガーや有名企業レベルです。始めのうちはあまり気にする必要はありませんが、少し余裕をもって50GBにしておけば安心です。
あまりにも少なすぎると、ブログが成長してきた時や複数のブログを作りたい時に支障が出ます。
データ転送量は50GB以上を選んでおけば大丈夫です。
複数のブログが作れるか?
複数のブログを作ることは、ブログ初心者の方はあまり考えていないので要注意です。
ポイント
- 失敗したから作り直す
- 上手くいったから展開する
- 他ジャンルブログでリスク分散
このような理由で、別ジャンルのブログも作りたいと思う日が来ます。
現在ブロガーとして活躍されている方々は、皆さん複数のブログを運営されています。むしろひとつのブログしかやっていない方は珍しいです。
私も、当ブログを開設する時には全く考えていませんでしたが、今ではもうひとつのブログを運営しています。
始めに利用したエックスサーバーが、たまたま【マルチドメイン無制限】だったので、難なくもうひとつのブログを開設することができました。
マルチドメインとは?
独自ドメインを複数(マルチ)設定できるということ。
マルチドメイン=50なら、50個までブログが作れます。
各社公式サイトで必ずマルチドメイン数を確認しましょう。
WordPressブログにおすすめのレンタルサーバー5つ
【レンタルサーバーサービス大手5つ】の詳細を解説していきます。
おすすめレンタルサーバー
エックスサーバー
「比較したけど結局どれが良いの?」という方には、エックスサーバーがおすすめです。
「とりあえずエックスサーバー」と言われるぐらいエックスサーバーからブログを始める方は多いです。
エックスサーバー は2000年初期からレンタルサーバーのサービスを行っている老舗です。
最近はレンタルサーバーの業者が増えてきていますが、今もなお国内シェアNO.1を誇っています。
昔から多くの人に利用されてきたサーバーなので、調べればすぐに情報が出てきます。
サポート体制も充実していて、平日10時〜18時なら電話での問い合わせをすることができます。
1からブログを開設すると、なぜトラブっているのか分からないトラブルが起きることがあります。
情報が多くて問い合わせもできるエックスサーバーは初心者でも安心して使うことができます。
\国内シェアNO.1/
お得な情報 5月6日(18:00)までなら、【独自ドメインが永久無料】&【初期費用無料】のキャンペーン中です。
安くブログを始めるチャンスですね!
ConoHa WING
「表示速度が速く読者に優しいブログにしたい」という方はConoHa WINGがおすすめです。
「表示速度が2秒遅れると直帰率が50%増加する」と言われぐらい表示速度は大事です。
直帰率とは?
直帰率=1ページしか見なかった人の割合
ConoHa WINGは「国内最速」を謳っていて速度に自信を持っています。
速さだけでなく管理画面の使いやすさも評判で、初心者に優しいレンタルサーバーサービスです。
\国内最速/
mixhost
「レンタルサーバーのデメリット、他ユーザーの影響を受けたくない」という方には、mixhostがおすすめです。
普通のレンタルサーバーは他のユーザーのアクセスが増えれば、自分のサイトも表示速度が落ちるなどの影響を受ける可能性があります。
mixhostのサーバーはユーザーごとにデータ使用の制限をかけることで、他のユーザーの影響で処理速度が低下することを防いでいます。
\速度低下しづらい!/
ColorfulBox(カラフルボックス)
「地震などの災害から大切なデータを守りたい」と考えている方はColorfulBox(カラフルボックス)がおすすめです。
14日間の自動バックアップに加え、「地域別バックアップ」が無料で利用できます。
地域別バックアップとは、データの保存先とバックアップ先を別の地域にすることで、安全性を確保することです。
「データ保存先が東京」なら「バックアップ先は大阪」その逆も選択が可能なのでリスク分散になります。
\30日間無料お試しあり/
ロリポップ
「とにかく安く始めたい」という方にはロリポップがおすすめです。
ロリポップの良いところは、月額料金が安いことと独自ドメインが契約期間中は無料で使えることです。
東証一部上場企業のGMOベパボ株式会社が運営しているサービスです。安さだけでなく信用もあるので安心です。
\安く始めたい方におすすめ/
まとめ
WordPressブログにおすすめのレンタルサーバーサービス5つを紹介しました。
どれを選んでも安心ですが、それぞれがどんな方に向いているか分類するとしたら。
- 長い運用実績・充実したサポートを重視
→エックスサーバー - 国内最速の表示速度・使いやすさを重視
→ConoHa WING - 他ユーザーの影響を受けない・容量を重視
→mixhost - 自動地域別バックアップでリスク分散を重視
→カラフルボックス - 料金の安さと運営企業の信頼性を重視
→ロリポップ
あとからでもサーバーの乗り換えができるので、どうしても決められないという方は「今1番安く始められる」で選んでも大丈夫です。
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安くブログを始めるチャンスですね!
今回は以上です。
では、また〜