20代の公務員です。なかなか貯金ができず、ボーナスのおかげで家計が破綻せずに済んでいる状態です。
こんなお悩みを解決します。
今回の内容
- 年間100万貯める方法
- 仕組み化でお金を貯めよう
- 500万→1000万と次につながる貯め方
筆者のプロフィール
この記事を書いている私は
- 23歳の公務員
- 資産運用歴4年
- 運用資金500万円突破
- NISA&iDeCoは満額投資
2031年までに資産3000万円を突破しFIREすることが目標です。
公務員は年功序列なので20代のうちは給料が安いです。
金銭面で公務員の良さを実感できるのは30歳を過ぎてからになります。
公務員の場合、20代のうちに日本人の平均年収以上は貰えるようになりますが、貯金ができている人は意外と少ないです。
私の上司も、20代のうちは借金するほどお金がなく、結婚してから奥さんの徹底的な管理によって貯めているという方が多いです。
給料が安定しているからこそ危機感がなく、毎月のように使い切ってしまうのではないかなと思います。
そこで今回は【貯金100万円の壁を突破するコツ】をご紹介します。
では、本題に入ります。
まず貯金100万円にこだわる理由
貯金100万円にこだわる理由は、お金を増やすにはお金が必要だからです。
どういうことか詳しく説明します。
公務員の場合、原則的には副業が禁止されているので稼いでお金を増やすというのは難しいです。
ですから資産運用で増やすか、お金を使わないという方法で資産形成をする必要があります。
公務員がお金を増やす方法としてよく紹介されているのは
- 共済貯金
- 株式投資
- 不動産投資
などです。
私も上記のような資産運用はしているのですが、せいぜい年利5%程度でしか増えません…
そもそも元手となる現金がないと始まらないですよね。
この元手を増やすために、まずは貯金100万円にこだわろうというわけです。
1年間で100万円貯められるようになろう
長い時間をかければ誰でも貯めることができてしまいます。
ですから「1年間で100万円を貯める」という目標を持つことが大事です。
少しわたしの話をします。
社会人1年目はひとり暮らしを始めたので思うように貯金はできませんでした。しかし、2年目に貯金100万円を超えてからは順調に貯まるようになりました。
公務員5年目現在の資産は500万円を超えたので、年間100万円以上は貯金できているということです。
このままの生活を続けていけば「老後2000万円問題は解決できるな」という余裕があります。
100万円という金額には、100万円分の価値と交換できるという意味しかありません。
しかし年間100万円を貯める力がつけば、10年で1000万20年で2000万・・・と将来に大金を手にしたことと同じです。
100万円という数字よりも、100万円貯めることができた過程が重要です。
年間100万円を貯めた方法【使い方編】
この記事を執筆している時点では、年間約200万円ほど余剰資金ができて資産運用に回している状態です。
大きな買い物や旅行をするとその分減るので、年間の貯蓄額は上下しますが100万円以上は確実に貯めることができています。
そんな私が実践している方法は下記の通りです。
貯めるコツ
- ①家賃を下げる
- ②通信費の見直し
- ③見栄にお金を使わない
順番に解説していきます。
①:家賃を下げる
「家賃は収入の3割にしましょう」とよく言われますが、私はそれでも高いなと思ってしまいます。
家賃は家計に与えるインパクトが大きいので、安ければ安いほど良いです。
なぜなら家賃が高く広い家に住んだからといって、その有り難みを常に実感できるわけではないからです。
どれだけ良い場所、良い部屋に住んでもいずれ慣れてしまいます。
逆も然りで、多少クオリティの低いところに住んでも慣れます。
ちなみに私は官舎を利用しているので、家賃は月額約2万円です。
家賃が安いから貯蓄できているといっても過言ではありません。
官舎に抵抗がある方もいるでしょうし、全員が利用できるわけではありませんが一つの手としてオススメです。
家選びは価値観の違いが大きく関係するので一概には言えませんが、私なら「立地最高・部屋微妙」を選びます。
家にいる時間って1日の半分ぐらいですし、そのほとんどの時間が睡眠です。
他の時間は仕事や遊びに行っているので、主にいく場所(職場)が近いことが大事になってきます。
部屋が微妙でも良いのは、先ほども述べたとおり慣れるからです。
私の場合、例えば部屋が3つあっても、一番居心地の良い部屋にいてそれ以外は物置になることが目に見えています。
職場が近くて寝れればOK!
あくまでご参考までに。
②:通信費の見直し
通信費の見直しは契約期間が切れるごとに見直すことをオススメします。
2年契約が多いと思うのでその都度です。
「本体代を払い終えたら安くなるかな?」と思ったのに高くなってしまった経験はありませんか?
高くなってしまう理由はキャンペーンが終了してしまうからです。
ですから契約期間が切れるごとに通信費の見直しをする必要があります。
実際に私が利用しているスマホ本体とキャリアは下記の通りです。
オススメ
スマホ本体
→楽天市場で一括購入(iPhone SE)
通信キャリア
→楽天モバイル
楽天市場で購入すると楽天ポイントがもらえます。
そうすると大手キャリアやアップルストアで買うよりも安かったりします。
③:見栄にお金を使わない
見栄にお金を使わないようにするとお金は貯まります。
モノを買うときは「本当に自分が欲しいのか?」と問いかけてみましょう。
私の経験則ですが、本当のお金持ちほどシンプルな服装をしていたりします。
見栄にお金を使わないからこそ、お金持ちになれたんだなと思います。
お金を持っているアピールは、お金目的の人が集まってくるだけでメリットはありません。
自分が価値のあると思うモノや体験に使うようにしましょう。
貯金のコツは仕組み化
先ほどはお金の使い方についてお話ししました。
次はお金が貯まる仕組みを作ってしまおうという話です。
結論から言うと、天引きの貯金や自動積み立てを活用します。
仕組み化の例
- 財形貯蓄
- 共済貯金
- iDeCo、NISA
仕組み化する理由は「意志は弱いから」「現状維持バイアスがあるから」です。
貯金はダイエットや禁煙と同じで、継続する意志の強さが大事ですが意外と意志は弱いものです。
毎月1万円しか使えなければ1万円でなんとかやりくりしますが、5万円余れば5万円使ってしまいます。
「現状維持バイアス」とは読んで字のごとく現状を維持しようとする心理のことです。
例えばあなたが月収20万円をもらっていて使い切る生活をしているとします。そして100万円を貯めたいと思っているとしましょう。
1年で貯めるとしたら、100万÷12ヶ月=約8万円
毎月約8万円を余らせないといけないわけですが、現状維持バイアスが強いとうまくいきません。
その生活が維持できないとストレスを感じてしまうのです。
給料は少しずつ上がっているはずなのにお金が貯まらないと感じているなら「意志の弱さ」「現状維持バイアス」が働いてしまっている証拠です。
ですから貯金を仕組み化して「意志の弱さ」「現状維持バイアス」に抵抗する必要があります。
仕組み化するうえで気をつけたいのは、「収入-支出=貯金」ではなく「収入-貯金=支出」という感覚を持つことです。
気持ちの問題のように思えますが案外バカにできません。(意志は弱いので)
毎月余った分を貯蓄に回すのだと手間もかかりますので、自動で引き落とされるように設定しておきましょう。
私のお金を貯める仕組みは下記の通りです。
- NISA:月10万円
- iDeCo:月1.2万円
- 特定口座:月5万円
この3つは自動で積み立てられるように設定しているので、何があっても毎月16.2万円は貯蓄できます。
財形貯蓄や共済貯金も普通の銀行預金よりはマシですが、iDeCoやNISAを利用した方が期待できる利回りは高くなるのでオススメです。
積立の設定もネットで変更できるのでラクですよ。
まとめ
100万円を貯めるコツをまとめると
- 支出を最適化する
- 仕組み化して貯蓄する
- 収入-貯金=支出を意識する
こんな感じです。
貯金を頑張っている人にとっては3つの壁があると言われています。
- 100万円の壁
- 500万円の壁
- 1000万円の壁
この3つの壁を突破していくには今回お話しした方法を使うことはもちろんのこと、貯金から投資を徐々に始めていく必要があります。
例えば貯金のみで500万円を持っている人と、投資信託で500万円持っている人では今後増える額に大きな差が出てくるからです。
貯金には利息がほぼつきませんが、S&P500という米国株式に連動する指数は1991年〜2021年の30年間の平均利回りは9.3%でした。
貯金500万円は30年間持っていても500万円のままですが、S&P500に投資していたら約7200万円になっています。
貯金のみの人と投資する人で恐ろしいほど差がつくことがわかります。
あくまで過去のデータなのでこの通りになるとは限りませんが、銀行預金の利率が限りなくゼロに近いことを考えると貯金だけだともったいないです。
まずは年間100万円貯められる仕組みを作って投資にチャレンジしてみましょう!
今回は以上です。
では、また〜